京都にある永徳院という寺院が、中坊進二のお気に入りです。閑静な住宅街の路地にある小さな寺院なのです。かつて近くに住んでいたとき、前の道を通りがてら眺めるのがとても好きでした。ひっそりと佇むこの寺院は、その入口も優しく開かれており、中を覗くと静かな空気が身を包んでくれます。見つけたのはふとしたきっかけでした。たまには違う道を通ってみようと思い、いつもはまっすぐ行く交差点を曲がったときに気がつきました。こんなところに寺院があるなんてと、それはとても驚いたものです。近くに住んでいるのに気づかなかったのが不思議なくらい、周囲と調和していました。それ以来、中坊進二はこの永徳院のファンとなったのです。京都と言うと、大きな自社仏閣のイメージが強いですが、小さなものも数え切れないくらいあり、それらの大半はこの永徳院のようにひっそりと町の中にあります。大きな自社仏閣だけでは、この京都という歴史ある街並みは構成できません。
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